糖尿病の治療_低血糖
糖尿病の治療_低血糖
低血糖は、場合に起こります。
血糖値が下がるとグルカゴンなどの「拮抗ホルモン」が分泌され、正常値(70mg/dL 以上)に保とうとします。
血糖値が下がりすぎると、「53mg/dL」くらいで、 発汗・火照り・動悸・吐きけなどの「自律神経症状」が起こります。
低血糖に対する「警告サイン」なのです。
「48mg/dL」まで下がると、 錯乱・脱力・眠気・めまい・ろれつが回らないなどの「中枢神経症状」が起こってきます。
意識障害が起こり、自分ではどうにもでなくなります。
低血糖の症状や、その症状が出るレベルの範囲は個人差が大きいので、一概にどれが「警告サイン」かはわかりません。
低血糖を起こすと、「警告サイン」が出ないうちに、意識障害のほうが起こってしまうので要注意です。
低血糖を起こさなければ、症状も軽くなるので、低血糖状態を繰り返さないように気をつけましょう。
低血糖の対処方法としては、症状が現れたら、まずブドウ糖を10〜15g飲み込み、しばらく安静にします。
血糖値を測り、低血糖状態であることの確認をしましょう。
意識障害が出て、自分ででなくなった時は、人に処置してもらいます。
グルカゴン注射で対応しますが、5分以内で回復しない場合は、主治医に連絡を取ると救急車を呼びます。
低血糖は、どんな時に起きるかわからないので、「ブドウ糖」と「詳細を記入したメモ」は身に付けるようにしましょう。
恐れずに血糖コントロールを続け、合併症が起こらないよう、血糖値が改善して心がけていきましょう。
糖尿病の治療_神経障害
神経障害は、「腎症」「網膜症」と並んで、糖尿病の三大合併症のひとつです。
網膜症が自覚症状のないまま潜伏するのに比べ、神経障害は自覚症状が初期段階から現れます。
脊髄からなる「中枢神経」と、そこから枝分かれして体の末端まで広がる「末梢神経」があります。
末梢神経には、「感覚神経」「運動神経」「自律神経」があり、それぞれ、手足を動かす、話す、体温などを動かし調節する、などの役割があります。
神経障害があると、これらのコントロールが上手くできなくなり、部分に不調や不具合が起こってきます。
糖尿病による余分なメカニズムが狂い、神経細胞の中にソルビトールという物質が蓄積されます。
神経が侵され始めます。
高血糖によって細い血管の血流が悪くなり、神経細胞が必要としている栄養が行きわたらないことが原因にもなります。
神経細胞の中に蓄積したソルビトールを取り除くこと、神経細胞へ栄養が届くようにすることの2つです。
神経障害はいろいろな糖尿病との関連を理解し、日頃の血糖コントロールを維持するようにすることが大事です。